クリニックの院長や事務長は、集患の悩みを検索するとき、どんな言葉を使っているのでしょうか。マイセレは、院長向けの集患・経営に関する29語の月間検索数を、2026年10月20日にAhrefsで調べました。

30秒でわかる要約

最も検索されていたのは「医療広告ガイドライン」で、月間3,000回でした。

  • 次に多いのは「クリニック ホームページ制作」「ホームページ制作 クリニック」の700回で、「クリニック 集客」は450回でした。
  • 29語のうち、月間300回以上は8語、100回以下は20語で、院長向けの検索の市場は大きくありません。
  • 数字はAhrefsの推定で、実際の人数ではありません。語ごとに見て、足し算はしないでください。
目次

クリニックの集患で検索される言葉を、どう集めて数えたのか

この章では、調べた語の選び方と、取得の条件を示します。

調べたのは、院長や事務長が集患や経営の悩みで使いそうな語です。「婦人科」や「産婦人科」を付けた語は検索数がほぼ0に丸められるため、「クリニック」を軸にした29語で集計しました。

項目 内容
集計元 Ahrefs(キーワード調査)。国は日本、数字は月間検索数の推定値
取得日 2026年10月20日
語数 29語。「クリニック ホームページ制作」と「ホームページ制作 クリニック」のように、語順だけ違う語も別の語として数えた
難易度 Ahrefsのキーワード難易度(0〜100)。取得できなかった語は「—」
追加の取得 していない。この記事の数字は、取得済みの範囲だけ

小さい語は、Ahrefsが幅のある数字に丸めて返します。そのため、10回前後の語は大小を比べず、「ほとんど検索されていない」と読んでください。

クリニックの集患で検索される言葉は、医療広告ガイドラインが最も多い

この章では、月間検索数が300回以上の8語を、多い順に示します。

29語のうち、月間300回以上だったのは8語です。「医療広告ガイドライン」は3,000回で、2番目の700回の4倍以上でした。集患そのものの悩みで最も多い「クリニック 集客」は450回で、医療広告ガイドラインの約6.7分の1です。

順位 検索した語 月間検索数 難易度
1 医療広告ガイドライン 3,000回 0
2 クリニック ホームページ制作 700回 50
2 ホームページ制作 クリニック 700回 41
4 クリニック 集客 450回 0
4 クリニック meo 450回 0
4 クリニック 経営 450回 0
7 クリニック ホームページ 300回 0
7 クリニック経営 300回 0

院長向けの29語のうち月間検索数の上位3語。医療広告ガイドラインが3,000、クリニック ホームページ制作が700、クリニック 集客が450

難易度が高いのは「クリニック ホームページ制作」(50)と「ホームページ制作 クリニック」(41)で、制作会社が多く狙う語だと考えられます。それ以外の語は、Ahrefsの難易度が0か1でした。

クリニックの集患で検索される言葉を、集客・手段・経営の3つに分けて読む

この章では、29語を3つの悩みに分けて、特徴を整理します。

分け方 語数 最大の語 最大の月間検索数
集客の悩み 10語 クリニック 集客 450回
手段とルール(MEO・ホームページ・広告ルール・SNS) 13語 医療広告ガイドライン 3,000回
経営・開業 6語 クリニック 経営 450回

院長の検索語29語を、集客の悩み10語、手段とルール13語、経営・開業6語に分けた図

集客の悩みでは、「クリニック 集客 難しい」「クリニック hp 集客 失敗」が60回、「患者が来ない クリニック」が50回でした。悩みの言葉そのものは50〜60回と小さい一方で、「クリニック 集客」のような広い語は450回あります。

手段とルールでは、「医療広告ガイドライン」を含む語が4つあり、3,000回、100回、100回、90回でした。MEOは「クリニック meo」が450回、SNSは「クリニック インスタ運用」が60回、「クリニック youtube」が10回で、手段によって差があります。

経営・開業では、「クリニック 経営」が450回、「クリニック経営」が300回です。同じ意味でも、スペースの有無で別の語として数えられます。「産婦人科 開業」は100回、「産婦人科 開業 資金」は10回でした。

注意

語順やスペースだけが違う語は、同じ意味の検索を分けて数えています。語の検索数を足し合わせると重複するため、合計は出していません。

クリニックの集患で検索される言葉から、院長が最初に取り組む3つ

この章では、今回の数字から考えられる、最初の取り組みを3つ示します。ここから先は事実ではなく、マイセレの見立てです。

1つ目は、自院サイトの表現を医療広告ガイドラインに照らして点検することです。最も検索されていたのが医療広告ガイドラインで、院長にとって関心の高いテーマだと言えます。2つ目は、「クリニック 集客」や「クリニック meo」のような、難易度0で月450回の語に答える記事を用意することです。3つ目は、「患者が来ない」のような悩みの言葉に、具体的に答えるページを作ることです。

検索数の読み方3点。推定値であること、小さい語は丸められること、婦人科を付けた語は検索数が小さいこと

医療機関のSEOの全体像は病院・クリニックのSEO対策、婦人科の場合は婦人科・産婦人科のSEO対策で解説しています。検索の数字の追い方はSEOのKPI設計が参考になります。

実践ポイント

自院で実践するなら、まず自院サイトで「効果」「体験談」「最安」などの表現を一覧にし、厚生労働省の医療広告ガイドラインで確認してください。そのあとで、検索される悩みの言葉に答える記事を選びます。

クリニックの集患を点検できる、無料Web集客診断のご案内

この章では、自院サイトの現状を知りたい方に向けた、無料Web集客診断を紹介します。

無料Web集客診断では、ホームページ・検索・Googleマップ・AI検索・導線の5つの入口を点検し、良い点と改善点、最初の1か月でやることをA4一枚にまとめてお渡しします。診断は公開情報の範囲で行います。

診断の流れは無料Web集客診断のページで確認できます。AI検索での見え方は婦人科の患者の質問47問でAI検索の引用元を実測した記事もご覧ください。

クリニックの集患で検索される言葉に関するよくある質問

この章では、集患で検索される言葉について、院長の方からよく出る4つの質問に答えます。

月間検索数450は、450人が検索しているということですか?

いいえ。Ahrefsが推定した月間の検索回数で、実際の人数ではありません。同じ人が何度も検索した回数も含まれる可能性があります。数字は目安として、語どうしの大小を比べる使い方をおすすめします。

婦人科や産婦人科を付けた語を調べなかったのはなぜですか?

婦人科や産婦人科を付けた語は、Ahrefsでは検索数がほぼ0に丸められるためです。調べる意味がある数字になる「クリニック」を軸にした語で集計しました。

検索数が少ない語は、狙う価値がありませんか?

少ないから価値がないとは言えません。「クリニック 集客 難しい」や「患者が来ない クリニック」は50〜60回と小さい数字ですが、悩みの言葉そのものです。数字の大きさだけでなく、読む人の状況に合っているかで選んでください。

この数字は毎月変わりますか?

変わります。今回の数字は2026年10月20日に取得した月間検索数です。季節や話題で動くため、取得日と一緒に読んでください。

参考文献・出典

この章では、本文で使った情報の出典を示します。リンクは2026年10月21日に確認しました。

更新履歴

この章では、この記事の更新内容を記録します。

  • 2026年10月21日に初版を公開しました。